「龍宮学校 大きな希望」


「龍宮学校 大きな希望」

鵜来島地区長/龍宮学校校長先生 田中辰徳

いつ頃、誰がどの様な目的と理由で島に住む様になったのかは定かではありませんが、最盛期には、人口約400人、かつお一本釣り漁船6隻が操業していて、豊かな生活とはいえませんが、力を合わせて暮らしていました。

その後、漁業不振と時代の流れで、人口も減り、今は、22名それも平均年齢76歳という高齢者で島を守っています。

”無人島”という思いが強くなり、何の方法があるわけでもなかったのが、区長になった4年前、丁度、アーティストと大学生で、旧小中学校と空き家を利用したりして、島を元気にするイベントが行われました。

新しい人を入れたり、事を成すことをあまり好まない島の人達なのですが、今は、毎年夏のイベントを楽しみにしてくれる程です。

参加する人も、内容も変わりますが、自分のふるさとの様に思って毎年参加してくださる人も増え、大きな希望を持っております。